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自己紹介
- haduki
- 朗読家/朗読講師/読み聞かせ講師。ハヅキ朗読メソッド®考案者。プチプラージュSETAGAYA代表。元日本航空国際線客室乗務員。 (一社)日本朗読検定協会企画部部長/エルダープロフェッサー/朗読検定上級検定員/読み聞かせ検定員 /朗読検定準1級 ☆ 朗読指導者数1400名以上。朗読検定合格者数650名以上・朗読講師養成43名・読み聞かせ講師養成5名・ハヅキ朗読メソッド®認定講師養成20名。朗読コンテスト入賞者多数輩出。 アイドルユニット「さくら学院」の公開授業『朗読の授業』、J-WAVE 今市隆二氏(三代目J SOUL BROTHERS)『SPARK』に朗読講師として出演。田丸雅智氏のFM愛媛「コトバノまほう」ゲスト出演。千教研学校図書館部会柏支会「本に親しむ子どもを育てる読書指導~こども達のこころに響く朗読を学ぶ」講師など、朗読教室で指導の他、小学校や企業への出張授業、朗読イベントのプロデュースなど、朗読や読み聞かせの普及に力を注いでいる ☆ 奈良県大芸術祭・障害者大芸術祭『フォーラム奈良』、「第22回茨城県読書をすすめる県民のつどい」、大安徳天皇を祀る赤間神宮『耳なし芳一琵琶供養祭』、『夏目漱石記念年・グランドフィナーレ』出演 ☆ 著書『CD付き プロが教える朗読上達トレーニング 心に届く 表現力向上メソッド』☆監修『CD&QRコード付き プロが教える 朗読 心に届く語りのコツ50』☆田丸雅智『言語表現の名手20人から学ぶ ことばの魔法』に参加☆ 〈受賞歴〉【日本朗読検定協会主催「第1回朗読の輪コンテスト」個人の部・準優勝】【ユーハイム主催「ゲーテの詩 朗読コンテスト」敢闘賞】【 国際芸術連盟主催「第1回JILA朗読コンクール」詩部門1位】 ☆〈趣味〉写真 [写真学校に通い暗室でプリントの経験もあり。一眼レフを使いこなせていないのはなぜ?] ☆観劇・映画鑑賞 [物語の世界にどっぷりはまってしまうタイプ] ☆旅行 [普段着のまま、海外へも・・。旅は気ままに、そして身軽にがモットー] ☆ワイン [安くて美味しいワインを飲みながら美味しいものをたべる] 〈行動力と明るさが取り柄〉
2013年5月13日月曜日
母の日に、姜尚中の「母~オモニ~」を読む!
ある人に勧められて、姜尚中の「母~オモニ~」を読んでいます。
私の祖母が熊本出身で、熊本弁だったということもあり、オモニの
熊本弁は妙に懐かしい匂いがします。
韓国では母のことを「オモニ」、父のことを「アボジ」と言います。
オモニは、16歳の時に、韓国から東京の巣鴨に嫁ぎます。
プサンまで汽車で3時間。それから関釜連絡船(今の関釜フェリー)に乗り、
下関に着いてから1週間かかって東京の巣鴨の嫁ぎ先に到着するのです。
気が遠くなるような時間です。
私は今東京に住んでいて、実家は下関ですが、5時間半で実家に着いてしまいます。
今や地球の裏側まで12時間余りで着く時代だというのに、オモニはどんなに心細か
ったことでしょう。
そして私は、まず読み始めの1ページで、心を掴まれました。
「母という言葉は、息子たちの心を尋常ならざるものにしてしまうのだ。」
「そして、母が単なる母にとどまらず、[オモニ]であるとすれば、
息子たちは狂おしいほどの母への想いに心を焦がすに違いない。」
一瞬にして、「全編読みたい。」という気持ちになりました。
夢中になって読んでいて、そういえば、「今日は母の日」だったんだと気がつきました。
オモニが亡くなってから尚中に届いた母の声のテープで、この物語は締めくくられています。
「このオモニの肉声を、朗読で読みたい。」と、心から思いました。
姜尚中(カン・サンジュン)特集も、なかなかいいですね!
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