美術家の篠田桃紅さんは103歳の今でも墨象(水墨の抽象画)を描いていらっしゃいます。
じっとしているのが嫌いな篠田さんは、いつも体のどこかを動かしていらっしゃるとか。
100歳になると誰とも対立することはなく、対立したくない。
100歳は、この世の治外法権だそうです!
冠婚葬祭を欠かしても誰も自分をとがめないし、行けば行ったで喜んでくれるので、気楽だと!
「やっていきたいとおもうことは、どんどんやる」
「誰もやらないときに、やったことが大事」
「受け入れられるか、認められるかよりも、行動したことに意義がある」
「感動する気持ちがあれば、この世は楽しい」
「人には柔軟性がある。これしかできないと、決めつけない。完璧にできなくたっていい」
「予定や目標にとらわれることなく、時には、その日の風まかせにする」
「死について考えることをやめれば、死は怖くない」
篠田さんが、時折、思い浮かべたのは高村光太郎の詩「道程」。
「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」
今もなお、道なき道を手探りで進んでいるという感じだそうです。
ともかく「夢中になるものがあれば、余計なことは考えずに生きていける」ということなんですね!
「生きる」ということ、「死ぬ」ということを、とても自然に受け入れていらっしゃる。
その気ままさが恰好いい、と思います!
さて、次回の「大人の朗読会」は12月上旬を予定しています!
向田邦子さんの短編集「思い出トランプ」を読む予定です!
この本は、ピース又吉さんの「愛してやまない20冊」にも入っています。
他の19冊も気になりますね~(早速、注文したものもあります)
「読書の秋」
あなたは、何を読みますか?
お読みいただきありがとうございます(*^_^*)
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