💙ハヅキ朗読メソッド®第1期の満月ゆりさん、奈良でのご活動を本格的にはじめられました~🌟
ボランティアレポートをご紹介いたします💕
「奈良県にて初めて朗読ボランティアを経験しました。
10月末に認知症サポーター養成講座で絵本の朗読、11月中旬に関谷第2寿光会にて絵本や紙芝居の読み聞かせを行いました。
10月末の認知症サポーター養成講座では、絵本『いっしょにあるく』(作・絵 うえのみえこ)を読ませていただきました。
この絵本は介護職員の方が、認知症の人の気持ちになって描いたそうです。
認知症を患っている主人公の気持ちがこれから認知症サポーターとして活動する方々に届けられたらと思い、この絵本を選びました。
コミュニティセンターの職員の方にプロジェクターでスクリーンに絵本の絵を映していただきながら朗読しました。
朗読を聞いてくださった方からは、
「絵本の内容が心に届いた」
「自分が介護していた時を思い出されて、涙が出そうになった」
「また朗読を聞きたい」
等、嬉しいお言葉をいただきました。
このボランティア絵本をきっかけに、11月中旬のボランティアにもお声をかけていただきました。ご高齢の方の交流イベントでの絵本の読み聞かせでした。
演目は葉月先生にご教示いただいた絵本と、図書館での検索、コミュニティセンターの職員さんとご相談し、決めました。
【演目】
『あさになったのでまどをあけますよ』作:荒井良二
『ふうふうぽんぽんぽん』京都の民話
『いしっころ』谷川俊太郎詩集『どきん』から
『雨ニモ負ケズ』作:宮沢賢治 画:小林敏也
『きつねの井戸』奈良県の民話(紙芝居)
朗読時間は20~30分。
今回もコミュニティセンターの職員さんにお手伝いいただき、絵本の絵はプロジェクターでスクリーンに映していただきました。
『あさになったのでまどをあけますよ』
この絵本はたくさんの町の朝が出てきます。
朝になるとそこに住んでいる子供たちが自分の家の窓を開けていきます。
その窓から見える景色は場所によって違い、美しい景色が描かれています。
『ふうふうぽんぽんぽん』京都の民話
こちらの絵本は京都の民話なのですが、お寺の和尚さんと小僧さんのまるで落語のようなお話。
聴いている方からも何度か笑いがこぼれました。
絵本を2冊読み終わった後は、
『いしっころ』と『雨ニモ負ケズ』の詩を皆さんで群読をしました。
『いしっころ』は最初の言葉が、「いしっころ、いしっころ」で始まるので、こちらの部分を皆さまに読んでいただきました。
『雨ニモ負ケズ』はスクリーンに映った文字を読んで、群読していただきました。
有難いことに職員の方が、字を大きく書いてくださったので、皆さん大きな声で読んでくださいました。
挿絵の版画の絵も力強く、併せて楽しんでいただけたようです。
『きつねの井戸』奈良県の民話(紙芝居)
奈良県の狐井(きつい)という場所の地名の由来についての民話です。
奈良県の民話でしたが、初めて聞いた方もいたそうで、紙芝居が終わってから皆さんと一緒に、民話に出てきた井戸の場所を探したり、その場所の話をしたりと、お話に興味をもっていただけたようです。
数日前にたまたま見つけた神社に「きつねの井戸」と呼ばれる古井戸があり、写真を撮っていたので皆様にお見せしました。
どの民話にしようか悩んでいましたが、何かご縁を感じて、この民話にしました。
読み聞かせの時間が終わってから、
「この年になってから読み聞かせを聞くことがなかったので楽しかった」
「『雨ニモ負ケズ』は子供のころに習ったことがあり、懐かしかった。」
「京都の民話は初めて聞いた、面白かった。」
「狐井の神社に行ってみたくなった。」
「今日、来られてよかった。」
等、たくさんのご感想をいただけました。
お子様を相手に読むことが多かったので、大人の方に読む朗読は、どのように読んだらよいか、どのような本が好まれるか、など大変悩みましたが、大変勉強になりました。
本番前日は大変緊張しましたが、当日は聞いていただいた皆様から拍手やご感想をいただけて大変嬉しかったです。
演目選びから図書館の紙芝居を借りてくださったりなど、コミュニティセンターの職員さんには大変お世話になりました。
「また聴きたい」と思っていただけるよう、今後も精進したいと思います。」
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