今回の公演「かなでる×かたる」で大活躍していただいた
スタイリストの定行恭子さんをご紹介いたします!
恭子さんは、6月にプチプラージュの所属インストラクターとなり、
これからの活躍が期待されている朗読家です!
10月の青空文庫朗読コンテスト本選にも出場されます。
ある日のレッスン後の雑談で、
洋裁や画像編集などがお得意だということを知り、
「私が苦手なことが得意で、すごいな~」と感心しました。
「松浦佐用姫伝説に合った衣装を作りたい」という話をしたところ、
「いいですよ~ 私、作りましょうか!」と軽く引き受けて下さいました。
私はビックリするやら、嬉しいやら・・・
こうして、2人の「楽しい時間」が始まりました!!
佐賀県の唐津は、篠笛の佐藤和哉さんの故郷で、
そこに古くから伝わるのが「松浦佐用姫伝説」です。
恭子さんは唐津に親戚がいらっしゃるとかで、
松浦佐用姫像を見たことがあり、すぐにイメージが湧いたようです。
私が買った白の麻のロングスカートを生かし、
着物襟で、ドレープをつけて、帯を巻いて・・・
どんどんアイディアが出てきました!
そして、この衣装が出来上がったのです\(^o^)/
型紙もなく、こんなに綺麗に作れるなんて、
凄い!としかいいようがありません。
何でも直ぐに作ってしまう恭子さんは、センスも抜群なので、
ハープのNERAさんとのコラボ「砂の星」や
篠笛とのコラボ「花さき山」の衣装もご相談しました!
「砂の星も作っちゃいましょいうか!」と、またまたお申し出いただき、
渋谷の生地屋さんで待ち合わせをすることに・・・
所狭しと並ぶ生地の間をグルグルと2人で廻りながら、
「やっぱり麻の質感、いいよね~」
「紺?水色?あっ、この色、素敵~!ステージで映えそう!!」
ということで、この生地を買いました(*^_^*)
「麻はシンプルな形が素敵よね~ 長袖で、足は見えないほうがいいな~」などなど、
私の希望をすべて叶えてくださいました。
しかも麻の生地は色が出るので、仕立てる前に一度洗って下さったのです!
お蔭様で足が見えないドレスだったので、私は裸足でステージに上がることができました!
裸足でステージに上がったのは初めてでしたが、
しっかりと立って声を発するのは、とても気持ちがよく安心できました。
NERAさんも裸足で、私も裸足!
裸足の心地よさを初体験しました(*^_^*)
麻の質感もとても気持ちがよかったです!
「花さき山」はほとんどが山の婆の1人語りなので、
当初はお婆さんの恰好をしようと思っていました。
実家から祖母や祖父の着物を持って来て
恭子さんに見てもらいました!
頭に布を被ってみたり(どう見ても怪しい人)
いろいろと試行錯誤を繰り返しましたが、
結局、普通の浴衣に決まりました!
やはり、心がこもった衣装というものは温かいものです!
素敵な衣装、恭子さんの温かい気持ちに包まれながら朗読をすることができました\(^o^)/
感謝の気持ちでいっぱいです
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定行恭子さんからも、ご感想を頂きました!
[「かなでる×かたる」で葉月先生の衣装を担当させて頂いた定行です。
本当に素敵な心に残る公演で、
終演後はステージから戻られた葉月先生と抱き合って喜び、
お手伝い出来て本当に良かったと思いました。
お客様からも衣装についてとても温かいお言葉を沢山頂き
感謝、感激しております。
ありがとうございます。
今回の衣装は物語のストーリーにも篠笛の佐藤さんや
ハープの星山さんとのイメージとも合わせる事を考えながら、
「朗読に対するお客様からの新しい印象を持ってもらえたらいいね。」
「朗読家ってかっこいいね!って思って欲しい」と、
そんな先生と私の願いも込めて制作させて頂きました。
葉月先生はアイデアも豊富で、時にはイラストを描いたり、
写真でこんなのはどうかしら?とメールを送ってくれるのですが、
「絶対、これはダメでしょ!(笑)」と吹き出してしまう内容もあり、
その時間はまるで学生の部活動、学園祭のようで楽しかったです。
葉月先生、この度は良い機会を与えて頂きありがとうございました(^^)
私はまだ、インストラクターになったばかりで生徒さんはいませんが、
いつか私の生徒さんと素敵な朗読の発表の機会も持ち、
衣装もお手伝いできたら素敵だな〜とそんな夢も広がりました。]
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「生徒さんの衣装もお手伝いできたら・・・」
なんて素敵な夢なんでしょう\(^o^)/
これから、頑張ってくださいね~
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