本日は「お茶の水女子大学附属中学校公開研究会」へ。国語教諭の廿樂裕貴先生の「言葉が物語を連れてくる」を参観しました。
廿樂先生の田丸雅智さんのメソッドを用いた授業の研究論文は2023年度第8回大村はま奨励賞を受賞。FM愛媛「コトバノまほう」にもゲスト出演された方です! コトバノまほう
この論文のタイトルは【子どもひとりひとりが「創作する人」になる試み】。私が感銘を受けたのは、研究の動機です。受験への不安で生徒の顔が曇りがちになったのを見て、物語を創作する達成感や没入感が不安を包み込んでくれるのではないかと思われたそうです。そこで出会ったのが「田丸メッソド」🌟
廿樂先生が授業の冒頭、「今日は、ある方からビデオメッセージが届いています!」とおっしゃると、「田丸さんだ!田丸さんだ!」と嬉しそうな声が上がりました。
そして生徒達はグループに分かれ「感想のプレゼント」を出し合いました。1人がリーダーシップを取るのではなく、司会も順番です。互いに表現のディテールを褒め合い、その度ごとに拍手をします。創作の喜びが教室中に溢れ、私も思わず拍手をしていました。言葉と言葉の組み合わせで物語を作り、互いに褒め合うことで、こんなにも楽しい時間が過ごせるのですね!
廿樂先生の生徒たちを見る優しい眼差し、自主性を重んじるお姿が素敵でした。
いただいたプリントの、ブルーノ・ムナーリ「ある人が将来クリエイティブな人間になるか、あるいは単なる記号の反復者になるかは教育者にかかっている。ある人が自由に生きるのか、それとも条件づけられて生きるのかは人生の初期段階をどのように過ごしたか、そこで何を経験し、どんな情報を記憶したか、ということにかかっているのである。」という言葉を噛み締めながら、PTAで通った懐かしい道の銀杏を踏み踏み帰って参りました。
こちらの附属小で4年間やらせていただいた「読み聞かせ」がきっかけで、私は物語を届ける喜びを知り、朗読を始めました。「読む」「書く」「聴く」 、大切ですね~😊
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