土日はほとんどレッスンが入っているため、週末のイベントはなかなか参加できないのですが、20日は午前・午後と充実した1日を過ごしました。
午後は、漱石山房記念館「平塚らいてう・草平・漱石~微妙な三者関係」記念講演会に参加。
『三四郎』の里見美禰子(みねこ)のモデルになった[平塚らいてう] とは一体どんな女性なのか。。。森田草平との自殺未遂事件とは。。。
いや~、平塚らいてうは、スゴイ女性です!『三四郎』の美禰子を上回る「思わせぶり」な女性。掴みどころがありません。でも男性が惹かれてしまうのですから仕方ないのですけれど(^_^;)
自殺未遂の経緯を知ってから改めて『三四郎』を読みなおすと、また違った味わい方ができそうです。漱石の研究者が多いのも納得です。
平塚らいてうの自伝も読んでみたくなりました。彼女が師事した禅僧は釈宗活(漱石の『門』に宜道として描かれる)だったのですね~ 来年はまた『門』を朗読しますので、釈宗活の公安「父母未生以前本来の面目」について今一度考えてみたいと思います。
☆大隈講堂近くのカフェで一休み☆