朗読家葉月のりこ公式 blog: ＜平和についてのささやかな集い＞Dialogue with MUSIC ～音楽と共に語り合う～

昨夜は何十年ぶりに渋谷のライブハウス「ロフトヘブン」へ。

＜平和についてのささやかな集い＞Dialogue with MUSIC ～音楽と共に語り合う～

私は祈ることしかできないけれど平和への想いは強く持っていなければと改めて思わせてくれるイベントでした。

そして久々に大好きなウォン・ウィンツァンさんのピアノとウォン美音志さんのギター、鈴木重子さんやYaeさんの歌を聴くことができて至福の時間を過ごしました！写真手前のウォン三枝子さんの「瓦礫の墓標（9.11ピースアートポスター）」も素敵🌟ウォンさんの煌めくようなピアノにうっとり。美音志さんの作詩・作曲の曲、やっぱりいいなぁ。鈴木重子さんの声は魂から出ているような気がするのは私だけ？！加藤登紀子さんの二女のYaeさんの歌は語りかけるよう。人を魅了するって、こういうことなんだと納得しながら聴いていました。

いただいた本は「小さなクレヨン詩人たち」。〈大災害を経験した子供たちにとって、絵はショックを吐き出し、不安や悲しみを語る心の言葉であり癒しの力だったのです〉という帯を読んで胸がいっぱいになりました。「表現することで、心を癒す」って大切ですね。

カラーセラピスト・画家の末永蒼生さんからは子どものアートセラピーについて、半農半歌手のYaeさんからは東日本大震災後の支援活動について、平和学の研究者伊勢崎賢治さんからは戦争について、鈴木重子さんご夫妻からはノン・バイオレント・コミュニケ―ションについて、お話を伺いました。企画・進行は南兵衛（鈴木幸一）さんとウォン・ウィンツァンさん。

１３年くらい前から４回ほど美音志さんと共演させていただきました。昨日は鈴木重子さんが歌った「イマジン」を、私の訳で美音志さんとコラボしたこともあります。歌ではなく、詩で！今考えると大それた試みでした😅美音志さんの曲はいいですよ～。心にスーッと入ってくる優しさがあります！

心にスーッと入ってくると言えば、ウォン・ウィンツァンさんのピアノは何かしら超越しています。鍵盤を叩いているという感じがしません。瞑想のピアニストと呼ばれるのも納得です。NHK「家族の肖像」「こころの時代」「にっぽん紀行」のテーマ曲も手掛けていらっしゃいます。