長年温めていた企画、短編集「とりつくしま」をリーディングでお届けいたします。
今回はグループ読みの魅力をお伝えしたいと思います。
朗読劇風に読んだり、数行ずつ読んだり、声を揃えて読んだり、いろいろな方法がありますね。様々なカタチの朗読をお楽しみいただけたら幸いです。
『とりつくしま』東直子著(筑摩書房)
死んだあなたに、「とりつくしま係」が問いかける。この世に未練はありませんか。あるなら、なにかモノになって戻ることができますよ、と。そうして母は息子のロージンバッグに、娘は母の補聴器に、夫は妻の日記になった…。すでに失われた人生が凝縮してフラッシュバックのように現れ、切なさと温かさと哀しみ、そして少しのおかしみが滲み出る、珠玉の短篇小説集。「大好きな人に今すぐ会いたくなる本」
2018年6月1日(金)杉並公会堂 小ホール
昼の部14:00開演/夜の部19:00開演
大人:前売り3,000円/当日3,500円(中学生以下500円)
昼の部
Open=13:30 Start= 14:00
『びわの樹の下の娘』唐ひづる
『物語のご案内』たなかやすひこ
『ささやき』森田清香・真塩ゆきこ・羽生香代子
『青いの』舞はるり・しろまるゆき・渡邉ひろし
『名前』ウィリー佐々木・さがらえみ・胡内昌代
『日記』右近良之・加藤まゆ美
夜の部もあります。
Open=18:30 Start= 19:00
『びわの樹の下の娘』 唐ひづる
『物語のご案内』 たなかやすひこ
『マッサージ』 梅沢辰也・岡崎倫子
『白檀』 三葉かなえ・水相まりな・めい
『レンズ』 唐ひづる・松原のんのん
『日記』 右近良之・加藤まゆ美
(『びわの樹の下の娘』と『日記』は昼と同じ内容です)
まずは昼の部の素敵な出演者をご紹介させて頂きます。(順不同)
SPECIAL GUEST
右近良之
若い頃から数々のミュージカルに出演。
ブロードウェイミュージカル「ジプシー」では、宮沢りえの相手役に抜擢される。
1996年から日本を代表するエンターテイメント集団「THE CONVOY SHOW」の一員として、毎年全国の劇場での公演、そして日本武道館をはじめ、各地でのコンサート、全国のホテルでのディナーショウに参加。
1999年には北野武監督の「菊次郎の夏」に出演。北野武監督から演技を高く評価される。
2011年には「佐藤佐吉賞2010 優秀主演男優賞」を受賞。
2013年5月より、日本で初となる、早朝演劇『朝劇』を、2016年6月より、朝劇の第二章「オハヨウ劇場40分!」をスタートさせる。
現在は、日本橋茅場町CAFE SALVADORで、「オハ劇」ロングラン公演を開催させながら、TV、CMで活躍中。 Official Web Site: http://ukonyoshiyuki.com
加藤まゆ美
【劇団 FULL HOUSE主宰/プロダクション・タンク所属】
女優としてドラマ・舞台・声優など幅広く活躍する一方、舞台演出や京ことば指導者としても活動。
劇団 FULL HOUSE
2000年に関西で立ち上げ。2007年より東京に活動の場を広げ、現在は東京を中心にハートフルコメディの上演や朗読劇、またダンサー・声優とのコラボレーションなど様々な活動を行う
【ワークショップ問い合わせ】fullhouse2000_0101@hotmail.com
しろまる ゆき
ときどきお芝居、朗読劇、MCをやっております。現在、朗読の魅力にはまり中です。素敵なひとときをご一緒に過ごせたらと思います。
渡邉 ひろし
大学を卒業後、海上自衛隊に入るも、役者の夢を諦められず、退職し芝居の勉強を始める。目指す望みは高く、果てしなく!抱く想いは、今まで出会えた全ての人に、ありがとうを!
たなか やすひこ
朗読愛好家。埼玉県志木市在住。静岡県浜松市出身、65歳。「田中さんは、声がハンサム!」という知人のことばを真に受け、以来「朗読」ライフをエンジョイ。朗読サークル<朗らか読み>など(http://www.tranquilplaza.net)を運営している。日本朗読検定協会認定朗読インストラクター。
ウィリー 佐々木
仙台市出身。2016年、仙台文学館主催「ライブ文学館Vol.17方言を味わう、方言から考える〜『吉里吉里人』の世界」で朗読。民俗学者の赤坂憲雄氏から「ことばが身体性を持ち、生き物のようにさわれる感じがした」と絶賛された。日本朗読検定協会認定プロフェッサー。
森田 清香
日本朗読検定協会認定プロフェッサー。(株)カルチャー「ゆうゆう朗読サロン」・敬愛大学国際学部こども教育学科・生涯学習講座・朗読検定対策講座・音声訳講習会・読み聞かせ講習会担当講師。国際芸術連盟朗読家会員。
真塩 ゆきこ
朗読検定2級。国際芸術連盟朗読家会員。ボランティア活動として、市広報の視覚障碍者のための音声訳、老人施設へ朗読の訪問等を行なう。聞き手に分かりやすい朗読を目指しています。
羽生 香代子
1997年より音訳のボランティアを始める。2010年よりアマチュアの朗読グループに所属し、年に数回ライブを行っている
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成城・用賀・浜田山