横浜のそごう美術館で開催されている「没後80年 金子みすゞ展」に行
ってきました。
今回は多くの著名人からメッセージも寄せられており、みすゞさんの詩
がいかに多くの人の心に刻まれているかが改めてわかりました。
児童文学者でもあり、金子みすゞ記念館館長の矢崎節夫さんの講演
も大変興味深いものでした。
「見えないものにも深く優しい眼差しを向け、小さな命を慈しむ」
当たり前のようで、つい忘れがちな「大切なもの」に気づきます。
実は、みすゞさんとは同郷で、詩を読むと故郷の匂いがするのです。
子供のために命を絶ったことを考えると、とても心が痛みます。
でも、忘れ去られていた詩が今よみがえり、現代人の心を打っているのです。
なんて素晴らしいことでしょう!
矢崎先生がおっしゃっていた「みすゞコスモス(宇宙)」。
ワールドではなく、コスモス!
もっと広く、もっと深い!
みすゞ展は、6月5日までやっています。
夏には山口県長門市の「金子みすゞ記念館」でも開催するそうです。
記念館の中本さん、著作権のことなど教えて頂き、ありがとうございました。
そちらにも行かせていただきます。
「言われて嬉しいことは、自分もちゃんと言いましょう」と、今日の
お話にもありました。
今日から気をつけてみようと思いました。
5月18日(水)の「いい旅・夢気分」で金子みすゞ記念館が紹介されます。
興味のある方は、ご覧になってみてください。
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