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2011年5月15日日曜日

金子みすゞ展

横浜のそごう美術館で開催されている「没後80年 金子みすゞ展」に行
ってきました。

今回は多くの著名人からメッセージも寄せられており、みすゞさんの詩
がいかに多くの人の心に刻まれているかが改めてわかりました。

児童文学者でもあり、金子みすゞ記念館館長の矢崎節夫さんの講演
も大変興味深いものでした。

「見えないものにも深く優しい眼差しを向け、小さな命を慈しむ」

当たり前のようで、つい忘れがちな「大切なもの」に気づきます。

実は、みすゞさんとは同郷で、詩を読むと故郷の匂いがするのです。

子供のために命を絶ったことを考えると、とても心が痛みます。

でも、忘れ去られていた詩が今よみがえり、現代人の心を打っているのです。

なんて素晴らしいことでしょう!

矢崎先生がおっしゃっていた「みすゞコスモス(宇宙)」。

ワールドではなく、コスモス!

もっと広く、もっと深い!

みすゞ展は、6月5日までやっています。

夏には山口県長門市の「金子みすゞ記念館」でも開催するそうです。

記念館の中本さん、著作権のことなど教えて頂き、ありがとうございました。

そちらにも行かせていただきます。

「言われて嬉しいことは、自分もちゃんと言いましょう」と、今日の
お話にもありました。

今日から気をつけてみようと思いました。

    5月18日(水)の「いい旅・夢気分」で金子みすゞ記念館が紹介されます。
    興味のある方は、ご覧になってみてください。

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