🌟漱石山房記念館🌟
昨日は打ち合わせで漱石山房記念館へ。
新宿区ボランティアグループ 〈ふみのしおり〉さんの『三四郎』朗読と学芸員の方の展示解説もやっていました。解説を聞いてから展示を見ると、より楽しめます!
三四郎のモデルとなった小宮豊隆は漱石の没後も夏目家を支え、「漱石全集」の編纂をした方。漱石山房に残されたの書斎の蔵書を、自らが館長をしていた東北大学附属図書館に移し、「漱石文庫」の原型を作った方だそうです。参考にしたのが「ゲーテ全集」というのもドイツ文学者らしいですね!東京音楽学校の校長も務め、能や歌舞伎にも造詣が深かったのだとか。
展示室には漱石が小宮さんに送った手紙もいくつか展示されておりました。一番興味深かったのは『虞美人草』執筆中の手紙です。文言は違いますが「藤尾は悪い女だ。最後は死に至らしめる。〈死〉でない場合はそれ相当の・・・小夜子の方がよっぽど可愛い」というような内容。確かに藤尾はこれでもかというほど悪い女として描かれ、小夜子は可憐な女性として描かれていました。それにしても藤尾の死は衝撃的でしたね~。漱石先生は〈この悪い女の最後はどんな風にしてやろうか〉と考えながら執筆されていたのですね~😄
〈葉月のつぶやき〉
怒涛の10月が終わったら一息つけると思っていたのですが、11月も走り続けております💦休みがありません。先週から目の前にふわふわと黒い影が漂いはじめました。ビックリして眼科に飛んでいきましたら飛蚊症と言われました。病的なものでなく老化なので治療はできないと💧気が付かないうちに老化が進んでいくのですね~ 皆様もお元気で。
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