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2021年10月10日日曜日

「第14回 青空文庫朗読コンテスト」予選☆熱い夏でした!

7月~9月末までの「第14回 青空文庫朗読コンテスト」予選が終わり、一段落しているところです。

今回はコンテストの応募時期と企業のレッスンとが重なり、8月は休みがほとんどなく、私も皆さんと一緒に突っ走ったような熱い夏となりました。(この写真、後ろの2作品は使い込んだテキストを入れてみました。違いがわかりますよね!)

たかが「朗読」と思うかもしれませんが、体力が必要です。読み手だけでなく、ご指導する側も、つい熱が入ってしまいます。

今回は10名の方のご指導をさせていただきましたが、予選通過なさらなかった方が実力がないわけではなく、僅かの差だということを改めてお伝えしたいと思います。倍率は約20倍。

本選で入賞をされた方でも過去に予選通過されなかった方は多いですし、本選通過された方も「どの動画を提出するか」で入賞が左右されるくらいの微妙な差なのです。その時の審査員の好みもありますので、もちろん「運」もあります。(第12回以降の本選はオンラインで行われ、出場者は動画を提出することになっています)

今回は3名の方が通過されました。動画提出が10月末ということで、来週から動画撮影が始まります。

応募作品は「人でなしの恋」「虔十公園林」が断然人気があると思っていましたが、蓋をあけてみるとプチプラージュは「悪魔」や「不思議な国の話」の応募が多っかたように思います。

「悪魔」は読めば読むほどハマってしまう、不思議な作品です!(私は芥川龍之介や夏目漱石にハマりやすい(^_^;))

私は受講者の方の解釈を伺い、表現方法がいくつかあることをお伝えし、その方に合ったアドバイスをするようにしています。最初から「こういう表現にしましょう」というのは簡単ですが、いろいろな試みの中で表現を模索する時間は、必ずやプラスになると確信しています。

【器用な方はあっという間に8割がたできてしまい、出来ない方を笑う。でも出来ない方は「どうしたら、よりよくなるか」を時間をかけて考え、最終的には器用な方を超えてしまう】これは何にでも当てはまるような気がします。

時間をかけるということは、決して無駄にはならないと私は思っています。

私も自分の朗読についてはサッパリわからず、悩み続けています。。。

気分を変えて、新しいことをやってみるのも良いですね!


さて先日、編集中のYouTube朗読会「ろうどくdeおもてなし」を見せていただきました。
完成が楽しみすぎます~ みなさまもお楽しみに~☆



お元気でお過ごしください~(^O^)/

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10月30日『円覚寺 夢十夜』
雨が降らなければ、お庭で朗読をします。
お客様は半数は屋内、半数は屋外でご覧いただきます(自由席)
当日券はございません。残席わずかです!
お申し込み、お待ちしております。