ずっと楽しみにしていた「下谷万年町物語」を観に行きました。
唐十郎作、蜷川幸雄演出、主演は、宮沢りえ、藤原竜也、西島隆弘。
終戦直後の下谷万年町を描いているのですが、男娼や流れ者が入り混じり、
こんなにも狂乱のるつぼのような場所だったのかと驚かされました。
そして、宮沢りえが水の底から抱き上げられるシーンは、あまりにも鮮烈で
「オーラ」とは、この人のためにある言葉だと思ったくらいです。
猥雑な場面と裏腹な、この場面。
さすが、蜷川幸雄演出と思わずにはいられませんでした。
「これぞ芝居の醍醐味」と言わんばかりの刺激的な場面が次から次へ・・・。
AAAの西島君は、どう見ても配役の中学1年生に見えましたし、藤原竜也の
抜群の演技力は、見応え十分でした。
やはり舞台の台詞は、朗読とは随分違いますが、とても勉強になりました。
そして何より、眠っている細胞が目覚めるようなエネルギーをもらいました。
この余韻から暫く抜け出せそうにありません♪
下記の「朗読タグ」をポチっとしていただけると励みになります。
にほんブログ村